|
|
|
|
|
|
|
<< 2024年04月 >>
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
記事一覧
|
|
ネイルの魔法
|
電車に乗ってるあの子も、学校のかわいい子もみんな綺麗で可愛いネイルを施している。ネイルをしたら私もあの子達みたいに可愛くなれるのかな、だなんて浮かれてうさん臭いような気もしながらも、気づいたら私はうっすらピンクのネイルを買っていた。
少し早足で家に帰ると、早速真新しい可愛い瓶の蓋をあけた。あの独特な匂いが鼻にツーンとくる。左手はぬりやすいけど、右手はぬりにくいなあだなんて思いながら。
少しうすいピンク色になった私の爪はいつもよりツルツルしていた。自分の新しい爪をみると心がウキウキする。これで私も可愛い女の子の仲間入りだなんて錯覚する。鏡をみても顔が変わったとかじゃないのに。
でも本当にこれは錯覚なのだろうか。ネイルをぬった私の手は、いつもより軽やかで、しなやかな動きをする。指先まで意識してよりいっそう綺麗に見えるように。こうして少しずつ女の子は自身をつけていくものだ。これが可愛くなる女の子の魔法の1つです。
|
|
トラックバック( 0 ) コメント( 0 )
|
|
|
|
|
|
|
|